神経細胞の発火パターンの映像

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DG in an acute slice

歯状回からニポウ板型共焦点レーザー蛍光顕微鏡で約10fpsで記録。
(急性海馬体スライス標本にOregon Green 488 BAPTA-1をロードしました)






CA3野からニポウ板型共焦点レーザー蛍光顕微鏡で約10fpsで記録。
(培養海馬スライス標本にOregon Green 488 BAPTA-1をロードしました)




上の映像は、神経細胞が“発火”する様子を、
カルシウム蛍光計測で捉えたものです。
神経細胞がキラキラと瞬いています。

♪♪♪神経細胞一つをピアノの鍵盤一つに割り当てて、
その活動を音に置きかえると、なんとも不思議な音楽ができあがります。
神経ネットーワークが紡ぎ出す「自然の音楽」をご鑑賞下さい。
音楽ファイルを聞くにはクリック(midファイル)


注: 上のムービーは画像を軽量化するために、フレーム数を減らし、
画質を落とし、さらに、ほんの一部の領域のみを掲載しています。
実際には数百から、多いときには千を越える神経細胞から
一斉に長期記録することが可能で、
このような大規模なラスタープロット(スパイク列)を得ることができます。
これほどの数から正確に記録できる方法は、現在この手法のみです。



ニューロインフォマティクスの時代到来



実験手技の目新しさに、目を奪われがちですが、
実際には、データを取得するだけでなく、その後の
(i) シグナル抽出の自動化と効率化
(ii) 大規模データの数理解析と解釈

というプロセスが、研究面では、より
本質となります。
(上図のAとCのステップです)
ここではコンピュータを駆使する必要があります。

取得したデータの一部を http://gaya.jp/data/ で公開しています。
回路活動に隠れた時空パターンを解析してみてください。



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